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2006年4月11日 (火)

『八月のクリスマス』(韓国版&日本リメイク版)

韓国版『八月のクリスマス』の感想

(日本版リメイク『8月のクリスマス』についての感想はこの感想の後にあります 

以前から評価の高いこの映画のDVDをようやく私の利用しているツタヤでも置くようになりました。早速借りてきて、いま見終えたところです。

まず一言感想を述べると「韓国映画にしては随分と抑制の効いた映画だなあ」というもの。どちらかというと何でもずばずばとはっきりさせる傾向の強い韓国映画にも、このような抑制美を追求した作品のあることには驚きです。むしろ抑制美は日本の十八番(おはこ)かと思っていたものですから……。

ハン・ソッキュとシム・ウナの名前は何回か聞いたことがあったのですが、初めて名前と顔が一致しました。ハン・ソッキュはとても声がすばらしい。シム・ウナも美しい女優でしたし、とくに後半のトイレで泣くシーンでは演技力の確かさを感じさせてくれました。

抑制された作品ということで、とてもせりふは少ないですね。せりふでなく、状況と演技で登場人物の心境を映し出すという手法です。やはり説明的でない分、ちょっとどういうことなのか考え込んでしまったところもありましたが、DVDの強み、疑問のシーンを何回か見直すことによってまず何とか理解することができたように思います。

ストーリー自体は、ある小さな町の写真館の若主人ジョンウォン(ハン・ソッキュ)がたまたま現像依頼に訪れた若い婦人警官タリム(シム・ウナ)と暑い盛りの夏(恐らく八月)に出会い、やがて芽生えた2人の淡い恋を描いたもの。

(以下ネタばれあり)

この映画には幾分変わった設定があります。主役のジョンウォンは不治の病にかかっており余命幾ばくもなく最後には死んでしまいます。まあ、これはよくあるパターンかと思いますが、相手役であるタリムは、そのことを知らないまま映画が終わるのです。その点には大きな意味があるのですが、まさにそこからくる抑制された美しさが最後まで一つのトーンとしてつらぬかれています。

映画の冒頭ではいかにもありふれた写真館の主人なのですが、シーンを重ねるにつれて少しずつ死を目前とした人間とはどういうものなのかが淡々と映し出されます。また彼の父や妹の見守る姿、そして友人たちのさりげない配慮などもこまごまと描かれていきます。そうすることによって、しだいにジョンウォンの病の不治性が観客にはっきりわかってくるのです。そして、皮肉にもちょうどそのころタリムとの恋はピークを迎えます。

しかし、上にも述べたようにタリムは一切彼の病気については知らないままです。

楽しい遊園地でのデートの翌日、写真館は突然休業しました。と時を合わせるようにタリムの人事異動が決まります。せりふがないのでここからは想像でしか彼女の心を埋めるしかないのですが、楽しいデートの翌日から店を閉めたきり消息不明の彼にいらだちを感じているようです。そりゃあ、彼女にしてみれば転勤の話もしたいでしょうし、この際2人の恋の行く末についてもある程度はっきりさせたかったことでしょう。手紙を書いて店に投げ込みます。

同僚による送別会でも楽しめずジョンウォンのことばかり気になるタリムは、事情を知らないだけに1人トイレで手を洗いながら悔し泣きします(ここのシム・ウナの演技は出色のできで、手に取るように彼女の気持ちが伝わります)。その帰り道、いつものように写真館の前に行くと、ついに腹を立てて店のショーウインドウに石を投げつけ、ガラスを割ってしまうのです。全編静かなトーンのこの映画において、唯一と言っていい激しいシーンです。だからこそ、彼女のやるせない恋情を見事に映し出しています。それでも、この一連のシーンでせりふは一言もありません。

一方、休業した翌々日から入院したジョンウォンは、いよいよ死に近づきつつあります。
やがて何とか退院して店に戻った彼は、タリムが店に投げ入れた手紙に気づきます。何と書いてあるのか一切説明的なシーンはありません。ただ読み終えたジョンウォンは、すぐに机に向かって返事を書きます。しかし、その返事の手紙は、彼女からの手紙と彼女を撮ったポートレート写真と一緒に手箱に入れられ整理棚にしまい込まれるのです。そう、彼女に返事を送ろうとはしません。――なぜでしょう?

ついで、ジョンウォンは警察署に行き、彼女の異動先を聞き込んだのでしょう、ある街のコーヒーショップの窓辺の席にいます。すると、彼女と同僚を乗せたミニ・パトカーがやってきて、駐車禁止違反車両のチェックをしている様子がうかがえます。彼はというと、窓からその様子をじっと眺めているだけです。コーヒーショップを出ればタリムもすぐ気がつくでしょうに決して会いに行こうとはしません。――なぜでしょう?

目前に死を迎えようとしているジョンウォンにとって、彼女からの手紙――恐らく彼への恋心を感じさせるものだったはずです――をもらったことは、とても意外な出来事でした。死を間近に迎えようとする人間に新しい恋など、まずあり得ない話だからです。だれしもそんなことは考えられません。しかし、たまたまこのタリムとの交流だけは、ジョンウォンの病について明かされないままのものでしたから、死を直前にしながらも「いま現在の恋」が成立してしまったのです。それは、彼にとっては思ってもみなかった贈り物でした。そう、彼にとって8月のあの暑い日――友人の葬儀に出席して身心ともに疲れ切って帰ってきた日のタリムとの出会いは、たしかに天から与えられたクリスマス・プレゼントだったのかもしれません。

彼が手紙の返事を出さなかったのも、またコーヒーショップからじっと彼女の姿を眺めていただけだったのも、すべてこの”彼女を愛している・彼女から愛されている”と実感できる「今現在そのまま」で死を迎えたかったからです。実際に会ってしまえば自らの病を明かさねばならなくなり、その時点でこの恋は終わりを告げ、過去の「思い出」と化すのですから……。

それだけに、あのコーヒーショップの窓に映るタリムを指で抱き締めるジョンウォンの姿――会いたくてもじっと我慢するしかない姿にはだれもが深い共感と哀感を感じずにはいられないことでしょう。

やがて、最期を迎えるために彼は自分の葬儀用写真をセルフで撮ります。そうして、彼は”無事”自分の最後の恋を「思い出」としてではなく、「今現在のもの」としたまま死んでいくことができたのです。

エピローグです。

冬が来ました。写真館の前の道路も真っ白な雪に覆われています。

休暇が取れたのでしょうか、タリムは写真館の前にたたずんでいます。「外出中」の札がかけられた店のドアを見て、ホッとしたようです。実は写真館はジョンウォンの死後、彼の父が引き継いでおり、先ほどお客様に写真を届けに出かけたところです。しかし、何も知らない彼女にとって、この時点ではまだジョンウォンが生き続けており、ちょっと店を留守にしているだけなのです。店を眺めるうちに、タリムはショーウインドウの一角に自分のポートレート写真が飾られているのを発見します。そして、彼女は満足げに店の前を立ち去ります。恐らく、後でもう一度来れば彼に会えると信じて……。

これで終わりです。立ち去るタリムを背景にして、あのときジョンウォンが書いた返事の文面がナレーションされます(これを聞くと、はじめから生きているうちに返事を出す気はなかったのですね)。

「僕の記憶にある写真のように、愛もいつかは思い出に変わると思っていました。でも君だけは思い出ではありません。愛を胸に秘めたまま旅立たせてくれた君に”ありがとう”の言葉を遺(のこ)します」

うーん、最初なぜ『八月のクリスマス』なのかさっぱりわからなかったのですが、こうやって考えてきたら、なんとかこの題名の意味がわかってきたような気がします。

この映画は説明的饒舌さを拒否する映画ですから、観賞後に余り語りすぎるのは考えものかもしれません。とくに、最後の店の前にたたずんだタリムの心境や、その後に訪れるであろう真実を知ったときのタリムのショック――父親はなぜショーウィンドウにタリムの写真を飾ったかを告げながらジョンウォンの返事を差し出したに違いありません――などを考えると、さらにこの映画の余韻は高まるばかりなのですが、それらは観客一人ひとりの胸のうちに展開して終わらせてね、ということなのでしょう。

それにしても、とても抑制的で静かな、そして美しい映画でした。(4月11日記)

**********************************************************************

日本版『8月のクリスマス』の感想

日本リメイク版『8月のクリスマス』がツタヤにあったので早速借りて観てみました。韓国版オリジナルを観てから約2週間経っています。正直に言えば、多分オリジナルよりかなり落ちるんだろうなと思いながらも、まずはお手並み拝見という気分でした。主役の寿俊に山崎まさよし、ヒロインの由紀子に関めぐみという配役です。

結論から言えば、やはりかなり落ちていました。とくに最後の手紙の内容は、もう台なしにしているとしか思えません。あんなに語り過ぎてはこの映画の持つよさがほとんどなくなってしまいます。それ以上に、肝心のオリジナルにあった写真屋の主人の気持ち――ジョンウォンがいちばん大切にしておきたかった心情が伝わるものとなっていないのです。

私の上記感想でも述べたようにこの映画の肝(きも)は、何もかもが「思い出」としてしか残していけない死を間際にした男が、奇跡的にも「今現在進行形の恋心を抱いたまま死んでいける」というところにあります。それは、まさに神様からの贈り物でした。それがきちんと伝えきれていないのであれば、この映画が最も描きたかった核心が再現されていないということになるのではないでしょうか。がっかりです。

また、由紀子が彼の死を知るという描き方もあっていいとは思っていましたが、こうやってそれを映像にしたものを観ると、やはりこの映画の終わりの時点では彼の死をまだ知らないままにしたほうがずっと美しかったなあと感じています。映画のラストシーンで、彼の死を知っていてあのショウウインドウの前にたたずむのと、知らないでたたずむのとではまったく意味が違ってきますし、余韻においては天と地ほどの開きが出てきますから……。

もちろん、日本版がすべてだめだったというわけではありません。ところどころのシーンでは、むしろ韓国版よりずっときれいだなとか、心情がよく伝わる描写だなあと感じたところもありました。

例えば、酔っぱらってけんかしたため連れてこられた警察署で、寿俊が突然「俺が何をした!」と泣きわめくシーンなどはハン・ソッキュの演技よりも、死を前にした心情がよくあらわれていたように感じましたし、相合い傘のシーンも自然で美しいものでした。また、あの葬式用写真を撮り直しに来たおばあちゃんとのやりとりでは、おばあちゃんももちろんよかったのですがそれ以上に山崎まさよしの演技になかなか光るものを感じました(もっとも、おばあちゃんのシーンは韓国版のほうが正装チマ・チョゴリに着がえてくるという分、演出にいくぶん優るものがあったように思いますが)。

そして、忘れていけないお父さん役の井川比佐志。だいたいこういうシーンでは、日本人役者のほうが場なれしているのかもしれません、先に逝くことを覚悟している息子への父親の心情を、広い背中やうつむきかげんの顔で訴えます。何も言うことはありません。

さて、ちょっと首を傾げたのは、由紀子が寿俊に向かって「おじさん」と呼ぶこと。韓国映画の場合は、結構ああいうケースで「おじさん」と呼ぶシーンがほかの映画でもよく見かけますので、それが普通なんだろうと違和感がなかったのですが、日本の場合、これはどうなんでしょうね。今どきの若い娘さんは30歳過ぎの青年にも「おじさん」と呼ぶのかなあ、と不思議でした。もちろん、初対面では現像依頼に行くのですから、例えば「写真屋のおじさん」とか呼びかけることは普通に考えられますが、2回、3回と会えば普通は「鈴木さん」とか「店長さん」とか単に「写真屋さん」とか言うのではないかなあ、などと考えないでもありませんでした。高校生以下の子どもならともかく、臨時とはいえちゃんと職に就いている立派な社会人ですからね。

それから、もう1つ。由紀子の転勤先の小学校を訪ねるシーンがありました。これもあんなに近くに見えるのなら、由紀子のほうだって気づくはずじゃないかなどと考えてしまいました。だって、不審な男がグラウンドから校舎をのぞいてるっていうのはやはりとても目立つんじゃないかなと。婦人警官でなく、職業を先生にしてしまったからある意味仕方のないことではありますが、ちょっと不自然な気がしました。韓国版の場合、ここは駐車禁止車両のチェックをしている婦人警官シム・ウナを道路沿いの喫茶店からハン・ソッキュが見守るという映像で、この姿が非常に感動的であっただけに日本版はかなり見劣りがしてしまいました。

全体的に、この映画のテイスト自体がかなり日本的であるせいか、配役も含めて大きな違和感はなかったように思います。特にしっとり感みたいなものは、韓国版よりもあったのではないでしょうか。そういう意味では決してできの悪い映画とは言えないでしょう。

しかし、この映画の核心に対する解釈が私のものとはかなりずれていたため、どちらかというと興ざめ感が強いというのが正直なところです。私としてはあの核心部分――「いま現在の恋にいるまま静かに死を迎える」をどのように伝えるか、いかに演じられるかが最も観たかったポイントでしたから……。もっとも韓国版を観ないで初めて観る人にとってはそれなりに美しい映画に感じた人も多いかもしれません。

さて、まとめましょう。残念ながらいろんな意味で「語るに落ちた」という言葉がこの映画に対する私の感想です。その大きな要因は次の2つにあります。

(1)由紀子宛の手紙の切手

寿俊が由紀子宛に返事を書き、手箱にしまい込むシーンがあります。このとき封筒には学校の住所の宛名書きと切手が貼ってありました。ですから、寿俊の死後これに気づいた父親はすぐに郵送して、由紀子は彼の死を知ることになります。

一方、韓国版オリジナルでは住所はおろか切手も貼られないまましまい込まれました。ジョンウォンの死後、これらの手紙や写真に気づいた父親は、しかし彼女に送ることもできません。そこで、タリムがいつの日かこの写真館を訪れたときに声をかけやすいよう彼女のポートレート写真をショウウインドウに飾ることにしたのでしょう。もし彼女が訪れることがなければ、それはそれでいい、とジョンウォンも父親も考えていたふしがあります。

(2)手紙内容の語りすぎ

日本版感想で私が冒頭「あんなに語っては台なしだ」と述べた理由はこうです。学校に届いた寿俊の手紙内容がオリジナルに比べかなり長く語られました。もちろんオリジナルにあったフレーズも語られるのですが、残念ながらその大事なフレーズに至るまえに彼の由紀子への想いが切々と語られ過ぎたために、「あなたは思い出ではない」といういちばん大事な部分が埋もれてしまい、ぼやけたものとなってしまったのです。

オリジナルでは、ジョンウォンのタリムに対する恋心などという野暮なもの言いにはあえて触れず、単に「あなたを思い出としてでなく、あなたへの想いを秘めたまま逝かせてくれてありがとう」という核心のフレーズ一つだけ浮き上がらせることによって、この映画のテーマを見事に映し出していたのでした。

そういう意味で、実に残念な仕上がりでした。こうしてみると、韓国版のほうが日本的ですね(笑)。

それにしてもリメイクってどういうものがいいのか、そこはたいへん難しいですけどね。
(4月25日記)

レビューのご紹介
私が読んで感心したり、新しい発見があったこの映画のレビュー

  • 風の歌が聞こえますか……この映画の恋は、「二階の恋」だそうです。どういう意味か知りたい方はぜひご一読を。
  • It's a Wonderful Life ……リメイク版の評価が私とは異なりますが、とても丁寧にご覧になっています。一読される価値ありです。
  • 愛すべき映画たち……あのおばあさんのシーンがなぜ印象的なのか、的確に、簡潔に語ってくれています。
  • オタクの魂forビギナーズ……この方のレビューはいつもちょっと可笑しい。この大まじめな映画についてもきちんと!?本領を発揮されています(笑)。

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コメント

TB感謝です。
この作品は私が一番好きな作品です。
監督は小津監督に影響されていることは有名で、この作品も色濃くその影響を見て取れると思います。
日本的な感じを受けるのはそのせいではないでしょうか。

投稿: xina-shin | 2006年4月13日 (木) 06:46

はじめまして。
TBおよび当ブログ記事のご紹介ありがとうございます。
大変興味深くこちらの記事も読ませていただきました。
僕は日本リメイク版は未見でしたが、エンディングが
やはり変わっているのですね。
おっしゃる通り、それでは核心部分が伝えられるか
どうか危惧はありますね。
それでもいつかリメイク版も見たいとは思っています ^^
当方もTBさせていただきますね。

投稿: away | 2006年5月20日 (土) 18:22

awayさん、こんばんは。
「2階の恋」という発想には新鮮な驚きがありました。ついでに1階、2階で考える仕方にも感心させられました。

さて、私の主張と同じような人がなかなか見つからないので、ちょっと私の見方がおかしいのかな、などとも思っています。それに、リメイク版はとても評判がいいようです。私もできが悪いとは思っていないのですがね。

エンディングは形としてはそれほど変わっていないと思います。ただ何を訴えたいかが、ホ・ジノ監督の場合とは違うというふうに感じているんです。

投稿: たるぼっと | 2006年5月20日 (土) 20:57

こんにちわ。稚拙な本ブログの紹介どうもありがとうございます。恐縮です。
オリジナルを観たのが初公開時で、それから一度も
見直す事が無かったので、ひょっとしたらそれも
あってオリジナルと同じ感動が出来たのかなと思います。
この映画の元にあった、死ぬ前の往生際に、同情を
求めない主人公のスタンスにいたく胸が打たれるのは
同じでした。究極の優しさというか。
おっしゃる通り説明の無い韓国版のほうがより
余韻が強かったのかもしれません。
そういえば先月この映画に登場する金沢の桜坂の
近くにいったので、ミーハー気分で覗いてきました(笑)
http://yaplog.jp/kazupon/archive/340
何故かTBが送信出来ないようなので、また後日
させていただきますね!これからもよろしく
お願いします。

投稿: kazupon | 2006年5月21日 (日) 20:45

kazuponさん、こんにちは。
kazuponさんのブログにはいろいろ共感するところがありましたが、とくに同情を求めない、というのはそのとおりでしたね。あとついでに、ホ・ジノ監督にしては『四月の雪』は首を傾げずにはいられない作品だったということも同感しました。
TBについて特別な制限はしていませんので、サーバが混雑して調子が悪かったのだと思います(最近、ココログでは多いようです)。
それでは、こちらこそよろしくお願いします。

投稿: たるぼっと | 2006年5月22日 (月) 14:13

初めまして、TBありがとうございました。
あと、拙ブログも紹介していただいてありがとうございます。

「自分の最後の恋を「思い出」としてではなく、「今現在のもの」としたまま死んでいくことができた」、一言でこの映画のことを見事に表現されてますね。大きく頷きました。

自分は、リメイク版は観ていません。この映画に限らず、リメイクはほとんど観ない主義でして。
でも、リメイクがオリジナルを超えたという話は一度も聞いたことがないですし、超えないまでも、オリジナルのファンを満足させたという話すらめったに聞かないですからね。
『用心棒』→『荒野の用心棒』と『七人の侍』→『荒野の七人』くらいでしょうか・・・。

投稿: micchii | 2006年5月23日 (火) 13:43

いらっしゃい、micchiiさん。
リメイク版は見ないことにされてますか、なるほど。
まあ、その方がよいことが多いのかもしれませんね。
でも、好奇心のほうが勝ってしまうこともそこそこあるような気もします(笑)。

micchiiさんのブログでの言葉
「ラブシーンなどいっさいなくても恋愛映画は成立し、そして、何気ない日常が実は何よりもかけがえがない」って、ほんとにそのとおりだと感じました。

投稿: たるぼっと | 2006年5月26日 (金) 10:46

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